管理人のごった煮日記

放映当時はその良さがさっぱり分からず、あまりの暗さに途中放棄
してしまった「テッカマンブレード」を改めて見直し、昨夜完走しました。
ボトムズ初めてちゃんと見た時も衝撃だったけどテッカマンの衝撃
も凄かった。
伊達に「アニメ史上最も不幸な主人公」の異名を持つDボゥイが主人公
なだけあります。不幸コンボが凄い。倒す相手が肉親と言うのも。
その肉親はラダムに乗っ取られてはいるけど発狂している訳でもなんでも
ないから会話も通じるし記憶もある。妹は目の前で自分を守るために自爆
するし、話が後半に入ると変身の負荷から体の組織崩壊が始まり余命宣告
されたり、最終的には脳がやられて記憶が消えていくというなけなしの希望
さえ木っ端微塵に粉砕されるストーリー展開。
いや、痺れた。
そして痺れたといえば声優さん達の演技に痺れた。主役を演じた森川さんは
アフレコで叫んでマイクを二本壊したらしいですが、うん、そら壊れるわな。
あの叫びっぷりでは。と納得してしまうくらい叫び方が凄い。
森川さん、敵のメイン役だった子安さんをはじめこのアニメの声優さん達の
「叫び」の演技が凄い。慟哭というのはこういうのをいうのだろうなと思いました。
声優さんの真骨頂というのでしょうか。
最終話のラストのDボゥイの微笑みもﾉアル&チーフの会話も涙なくして見れないし。
OVAででた2は雰囲気違いすぎて感想に困るし、敵が来ているのに自分の色恋
の行方が気になって「戦えない」という主人公のユミはどん引きだけどDボゥイの
テックセッターは相変わらず格好よいし、オマケ映像のツインブラッドに出てくる
赤い髪のDボゥイも鳥肌。
そしてOP・ED・挿入歌のどんぴしゃ振りが異常。

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